湯河原町内には出産できる病院がない!
移住して2年、不自由なく生活をしていましたが、初めて「大丈夫か?」と思うことがありました。
→結論から言ってしまいますが、大丈夫でした。
タイトルのとおり、湯河原町内には出産できる病院がありません。しかも、熱海/真鶴と周辺の市町村にすらありません。※熱海国際は休止中とのことなのでいずれ産科が再開するかも、、、
心配を煽るというよりは、これから移住して出産を考えている方に向けて役に立てばと思っています!
私たち夫婦の妊娠判明から現在までの出来事を時系列別にをまとめます。
前提:夫婦は、2年前に横浜から引っ越してきて、産科の情報は全くなし。知り合いに、近辺の病院で最近出産した人がいなかった。お互いの両親も近くに住んでいない。
■妊娠か、、、?
妊娠確定の診断をしてもらうため、小田原の小杉産婦人科を受診することにしました。小杉産婦人科は、グーグルなどで一晩検索をして口コミが良さそうなので受診を決めました。10月の土曜日で自宅からは車で45分くらい。
診断は、「ほぼ確定で妊娠しているだろう」とのことでした。費用は確か自費で10,000円くらい。まだ、確定的な診断が出せないので再度来てくださいとのことでした。コロナの対策で、夫の私は外で約1時間待機。次回の予約をして終了。
感想:何していいかわからなかった。
■小杉産婦人科2回目の受診、血液検査
妊娠確定の診断とその他検査。実費約15,000円。夫婦共々、自宅から45分の距離が負担になってきました。ここで2つの案が出ました。
①臨月まで、小杉産婦人科を受診し出産は別の病院でする。
②受診する病院を変える
話合いをして、②の受診する病院を変えることにしました。小杉産婦人科の先生は大変優しく安心でしたが、自宅からの距離と診察と出産の病院が分かれる不安感が決め手となりました。
感想:お金と時間結構かかるな。
■出産する病院探し
1週間近く検索をしたと思いますが、小田原市立病院に決めました。理由は、自宅から30分ほどで、NICU(新生児集中治療管理室)があるから。NICU(新生児集中治療管理室)は、名前のとおり新生児用の集中治療室です。小田原市内には、産科病院が複数ありますがNICUを設置している病院は小田原市立病院のみです。もし、NICUを備えていない病院で出産をしていて、不測の事態が発生した場合は小田原市立病院に搬送されるそうです。
感想:病院探しが一番時間のかかる作業でした。
■小杉産婦人科3回目の受診
小田原市立病院で、診察と出産をしたいことを伝えると紹介状をかいてくださりました。次回からは市立病院での受診となり、小杉産婦人科での受診は最後となりました。約15,000円。
このあとやっと市役所で母子手帳をもらえました。
母子手帳を貰えると妊婦検診用の診察チケットをもらえます。受診費用のほとんどを診察チケットで支払えますが、母子手帳を貰えるまでの受診費用約35,000円は自己負担です。
これから病院を探す人はこうしてほしい
出産をする病院を決定するまでの流れで、唯一「こうしておけばよかった」という点があります。
土地勘がない人は、妊娠が確定した段階で市役所の子育て世代包括支援センターに相談することをお勧めします!
出産や育児に関わることをトータルにサポートしてくれます。妊娠中期からは、マタニティークラスという町内の妊婦を集めた講習会も開催しています。
私たちは、マタニティークラスから参加しましたが、出産病院ごとの特徴や他の妊婦さんがどこの病院で出産しているかなど貴重な情報が得られます。
私たちが出産を決めた小田原市立病院は、市内在住と市外在住では入院費用が変わることをここで初めて知りました。小田原市外在住の方が小田原市立病院で出産する場合少し割高になります。早く相談しておけばよかったと思いました!
次回は、妊娠中期の内容を書きます!
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